この作品って、どんな作品?

弦巻楽団「ユー・キャント・ハリー・ラブ!」

男も女も、思春期も中高年も、誰もが焦る恋の瞬間

 『ユー・キャント・ハリー・ラブ!』というタイトルは、60年代〜70年代のモータウン全盛期を代表するコーラスグループ、ダイアナ・ロスが在籍していたことでも知られるザ・スプリームス(シュープリームス)の1966年の大ヒット曲で、その曲名に「!」マークを付記したもの。
邦題は『恋はあせらず』。でも、焦らない恋なんてあるんでしょうか?

   ph ちなみに、この曲、現在に至るまで様々なアーティストによってカバーされてますが、個人的には元ジェネシスのフィル・コリンズが歌ったバージョン(1983年)がお気に入り。キリン「午後の紅茶」のCMで流れていたのが印象的だった。
日本でも桑田佳祐がライブで歌ったり、元レベッカ(懐かしい!)のNOKKOが・・・

   ph  ・・・良かれと思って弦巻風を真似ねて書き始めましたが、これ以上のウンチクは無理でした・・・ここまでの文章は無かったことにしてください・・・

 えーと、10年前、僕と弦巻さんが初めてタッグを組んだ作品です(その後2008年まで演出をお願いすることに)。シェイクスピア戯曲を絡めながら二転三転していくストーリー展開は、まさに、弦巻啓太の真骨頂。
2005年に初演、2007年に再演、2013年には弦巻楽団でも公演するなど、何度も上演されています。

 ph コンセプトは、「大人でも楽しめるラブコメディ」。

当時、お互い20代の最後で、次のステップになるような作品を思い描いていたのかもしれません。
おっさん俳優が主役という点でも一致し、偏屈で堅物な大学教授という風貌を地で行く松本直人さんに引き受けてもらいました。唯一、同じ役を10年以上も演じてきた体験と経験、さらなる新境地に期待です。
コンカリーニョでの10ステージ、体力が持つか心配ですが、舞台で死ねたら本望ですよね?(笑)

 ph さてさて、いよいよ、札幌演劇シーズンに登場です。再々々演です。札幌を代表する作品としか言いようがありません。

演劇やってる若者たち、観て面白かったらカバーしてみてください。  ph

ヨコヤマカツトシ

リアル・アイズ・プロダクション
代表/プロデューサー

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