この作品って、どんな作品?

パインソー「フリッピング」

遊びが満載の本当におもちゃ箱のようなお芝居です!

札幌演劇シーズンにパインソーですか?これ誰が決めるんですか?
まぁ誰か知りませんが勇気のある方ですね、ありがとうございます!

パインソー「フリッピング」の初演にゲストとして出して頂いたのはもう何年前の事だろう

ワンデイゲストと言う事でワンシーン程度なんだろうと思っていたら台本貰ってびっくりしたなぁ

出番びっちりしかも双子の二役!

シーン事に着替えてたなぁ

そして初演は連続企画と題して一週ごとに新作を演ると言うなんとも無茶苦茶な企画

よって稽古期間は実質5日!

そうなんです!パインソーはゲストに厳しい劇団なのです!

 ph 今回のゲストさん達も困惑顔!

そりゃそうです!

代表の山田マサルは札幌でも有名な気の狂った演出家でいつもおしっこを漏らしながらそのおしっこでダメ出しを書き皆にあぶり出しで伝えると言う手法を最初に取り入れたのは私だとの賜る気の狂いっぷり

脚本の川尻恵太はときめきメモリアルと九鬼の織り成すAVの世界観はドキュメンタリーだと信じている日本でもトップクラスのバカなんです!

ですがこの二人が作りだす作品がまぁ面白い!無茶なスケジュール、無茶な台本、無茶苦茶な大喜利のような演出

それをパインソーに出演する役者達は皆、悩み、苦しみながらも楽しそうに凄いスピードで作りあげていく

僕のようなオールドタイプは毎日稽古中カミーユになぐられながら「これが若さか…」と飛んで行くクワトロ・バジーナの気分です

 ph 台本や段取りなんかよりも今、目の前で起こっている出来事を重視しながら

司会者のような演出家のお題に答え座布団を貰い続ける者、取られる者

学校の生活指導の先生なんかが稽古を見たら

いつまでふざけてるんだ!

と怒り出しそうな稽古風景ではあるが

しっかりと確実に作品は出来上がっていく

皆、安心と信頼をお届けするAAAで繋がっている、パインソーはそんな素敵なカンパニーなんです

 ph そんなパインソーが今回皆様お届けするのは今まで色んな企画を演ってきたパインソーの中でもとびきり無茶苦茶な企画!連続企画フリッピンクと言うお芝居!玩具工場のワンシュチュエーションコメディー!

兎に角楽しそうな人達の日常を切り取った難しい事考えずに楽しめるお芝居です!

初演と同じ所、初演とは全く違う所、遊びが満載の本当におもちゃ箱のようなお芝居です!

全3話の構成ですが1話完結になっているので1話だけでも勿論楽しめますが3話全部観ると、
なるほどなぁとより楽しめます!

なら3話全部観たい!けど1話しか観に行け無いからなぁ

なんて思った方!1話だけでも絶対に楽しめます!損はさせません皆様是非劇場でどの玩具が良いか吟味しに来てやって下さい  ph


※写真は稽古中のパインソーの皆さん

川井“J”竜輔

1995年の「NO FUN」より劇団イナダ組に所属。
TEAM NACS作品にも多数出演するなど道内の様々な演劇シーンで活躍をしている。
2008年に劇団イナダ組を退団。2011年、自らが代表を務めるユニットJ.P.Gを立ち上げる。
現在は札幌市中央区の人気ラーメン店「麵屋潤焚」(札幌市中央区南11条西7丁目1-6 南ステージ中島公園1階)の 店長を務める傍ら、俳優としても積極的に活動を続けている。

→演出家のコメントはコチラ   →作品のあらすじはコチラ
もどる
pagetop