劇団紹介

劇団words of hearts 劇団words of hearts

2008年に旗揚げ。以降、2021年までに15回の本公演を行う。
基本的には代表である町田誠也作によるオリジナル作品を発表しているが、「今度は愛妻家」(2016年)、「妥協点P」(2019年)など、既成台本にも取り組んでいる。どこにでもいるような人物に光を当てるアットホームな群像劇や、歴史的事実を基にした重厚な舞台など、幅広いジャンルの作品に取り組み、他にはないその作風は高い評価を得ている。また最近は劇団員の外部作品の参加も多くなっており、札幌でも注目度の高い劇団である。

WEBSITE : http://words-of-hearts.com/

MESSAGE

櫻井 幸絵

町田 誠也

俳優・演出家・脚本家

劇団としては、初めて演劇シーズンに参加します。これまで諸先輩方が積み上げてきた演劇シーズンの歴史に新たなページを刻めることはとても光栄ですし、それと同時に大きな責任を感じています。今回の「ニュートンの触媒」は、2016年に上演し、結果としては劇団の評価を高めるきっかけとなった作品です。
舞台上に実験室を設え、実際にナイロンを合成するシーンを披露したときの、劇場内に満ちたあの緊迫感は未だに忘れられません。是非とも多くの人に目撃してほしいと思います。
物語を通して伝えたいことは、偉業を成し遂げた主人公、ウォーレス・カロザースの苦悩、嫉妬、そして当時(1930年代)のアメリカ社会が抱える闇です。それは単なる昔話ではなく、現在の状況と何もかわっていないというメッセージが伝わればと思います。 劇場でお待ちしています。

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