劇団紹介

RED KING CRUB RED KING CRUB

2013年に札幌で旗揚げ。脚本・演出は代表である竹原圭一が担当し、2014年に第1回目の劇場公演『タイマン』を上演。夢や現実という多くの方が向き合う事柄を、古臭くも実直に描く物語。演劇独特のライブ感を生かし、視覚、聴覚、触覚、味覚、嗅覚という人間の五感を刺激するような演出をする。家族や友人、組織を元に見えてくる人間模様を様々な視点から描いてきた。

WEBSITE : https://redkingcrab.wixsite.com/redkingcrab

MESSAGE

竹原

竹原 圭一

演出
RED KING CRAB[脚本家・演出家・俳優]

ある冬の黄昏時、僕は一人のお爺ちゃんと出逢いました。
大通にある病室の一角で、ベッドに寝そべったまま、お爺ちゃんが少しずつ話して下さった当時の札幌の事、自身が経験した戦中、戦後の事、そして多くの朋の事。知らない事や思い込みの多さに愕然としました。稽古の時によく訪れた札幌市中央区の創成川東地区は当時、商店や町工場が軒を連ねる「ものづくり町」だったのです。
時が流れて行く中で、豊かさと引き換えに失ったもの。変わらないものって何だろうと、そんな思いの中で創った作品です。
先の見えない混沌とした時代に、おもちゃ創りを生業とする町工場の人々はどのような事に悩み、葛藤し、進んで行くのでしょうか。是非、劇場でお確かめ下さい。

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