パスプア 公演
「きをみずもりをみる」
作・演出:小佐部明広
2024.8/3土〜10土
ある日医師から「脳と心臓の活動が停止している」と告げられるがそれでも朝から晩まで働き続ける主人公と世界を描いた『幽と現のあいだ』、ダンス作品の『私の境界』、生きることに飽きた金持ちが自分の一番いい死に方を部下たちにプレゼンさせる『最期のプレゼンテーション』、尊厳死の議論から更に進み自殺代行まで認められるようになった世界で自殺代行施設で働く主人公を描いた『ハッピーエンドセンター』、「死」と「生」をテーマに4本の短編演劇をお送りします。
■キャスト
吉田茜
田中杏奈
ともか
伊達昌俊(クラアク芸術堂)
小佐部明広
曽我夕子(yhs)
最上怜香(yhs)
山田プーチン
温水元(満天飯店)
■スタッフ
脚本・演出・音響:小佐部明広
照明:高橋正和
照明オペレート:伊藤直門
振付・指導:向井章人(M’s dance Lab.)
衣裳・小道具:パスプア
宣伝美術:むらかみなお
制作:小川しおり(劇団fireworks)
演出
今まで生まれてきた全ての人が死んできたように今を生きる私たちにも必ず死はやってきます。
しかしその死がどういう形で訪れるのかは人それぞれです。自分の納得した形で人生を終わらせることができる人もいれば、意図せず何かに巻き込まれて突然死んでしまう人もいます。
人生の苦悩から自ら死を選ぶ人もいますし、誰にも気づかれることなくひっそり死ぬ人もいます。
この世に死が関係ない人などいません。
死は全ての人にやってきます。
よりよく死ぬとはどういうことか。
そこから、よりよく生きるとはなにかを考えようと思います。
自分の中で常識だったことを疑うほど、登場人物の台詞やストーリーがスッと入ってきました。
死について考えさせられる内容で、近い将来本当にこんな事が起きるのではないか?!と考えたら少し怖くなりました。
「私は哲学の話をしてるんです」って叫びに死ぬほど頷きました。
この作品を通して、今まで漠然としか考えていなかった生死に対しての自分の価値観が少しわかったような気がします。
あつかっているテーマは重いはずなのに現実離れしているから、意外にもフラットに見れてしまう不思議なお話たちでした!
扇谷記念スタジオ
シアターZOO
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TEL:011-551-0909
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[アクセス]
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パスプア
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