作品紹介

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​1972年、沖縄人は何を思い、何を願ったのかー
CoRich舞台芸術祭2022夏 グランプリ受賞作

おきなわ芸術文化の箱 公演

「9人の迷える沖縄人~after'72~」

作:安和学治、國𠮷誠一郎 演出:当山彰一

2024.8/1011

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1972年沖縄の本土復帰を目前に、有識者、主婦、老婆、沖縄へ移住した本土人など9人が一つの部屋に集められた。
「日本がもし万が一、攻めこまれた場合、戦争はしませんって言っていられると思いますか?」「私も胸を張って基地はいらないと言いたいです。」「のんびりすることが美徳なら、基地も受け入れてのんびりやったらどうですか?」 語られる沖縄、日本への思い、そして戦争、恒久平和への思い、様々な思いが交差して、渦の中に引きずり込まれていく。

公演日程

8/10(土)
13:00
18:00
8/11(日)
11:00
15:00
終演後アフタートーク
※上演時間は95分を予定しています。(多少前後する場合がございます)
※開場は各30分前です。

キャスト・スタッフ

■キャスト

仲嶺雄作
國仲正也(鳩ス)
犬養憲子(芝居屋いぬかい)
島袋寛之(TEAM SPOT JUMBLE)
当山彰一(劇艶おとな団)
宇座仁一(宮城元流能史之会)
上門みき
伊禮門綾(劇団綾船)
与那嶺圭一(TEAM SPOT JUMBLE)

■スタッフ

作曲 大司義人
舞台監督 米沢春花(劇団fireworks)
照明 稲嶺隆(沖縄舞台)
音響操作 安和学治
制作 安和朝彦 島袋景子 新垣七奈

MESSAGE

当山彰一

役者 演出家

当山彰一

劇艶おとな団

「沖縄の演劇人は何故、沖縄戦を扱わないのか?」、2015年、沖縄の演劇人の集まる場で、中島諒人さん(鳥の劇場芸術監督)から問いかけられました。その時は「経験していないことを、どう扱って良いかわからない…」と、前向きな答えを示せませんでした。しかし、その問いは頭の片隅に種を植え付けてくれました。
その後、劇艶おとな団の安和学治が、「復帰なら経験している」と討論劇を提案し、団員達と“沖縄の本土復帰“についての話し合いを重ね、本作ができあがりました。
これまでに、鳥取、沖縄県内、京都と再演を重ねる中でジャンルや団体の垣根を越えて沖縄の演劇人、伝統芸能「組踊」の立ち方、沖縄芝居の役者などが集まり、作品を育ててきました。あの日の種が根をはり、花を咲かせ、今年、札幌の皆さんにお届けすることができます。

Voice〈過去アンケートより〉

沖縄という矛盾した島の姿をはっきりとかつ複雑なままに示していて、復帰50年というテーマに演劇というメディアを通してできる、というか演劇というメディアにしかできないカタチで応答していたと思う。とてもよかった。 兼島拓也[沖縄/劇作家]

自分の中にあった葛藤が表面化されて突き刺してくるようでした。今日、この作品をみることができてよかったです。今の沖縄で何ができるか、当時を生きた人は何を望んでいて、それが実現できているのか、深く考えたいと思いました。[那覇市/10代]

この作品を見てたくさんの人と語ることが、小さな何かを変える1歩になると思います。[宜野湾市/50代]

魂の込もった劇をありがとうございました。ユーモアが散りばめられたストーリーに笑わせてもらいました。また、さまざまな立場で意見や感情がぶつかり合う場面に、現実の沖縄の人々の思いが想像されて涙が出ました。

沖縄が好きで興味があって見させて頂きました。何が悪か善か 正しいか誤りか 立場・生活・生き方… 考えていきます。[京都/40代]

初めて沖縄へ旅行に行った30年前を思い出しました。TVで見るのと違って基地が大きくてビックリしてあの時は調べたり人に伝えたりしたのに、いつの間にか私も考えてもどうにもならないと諦めている自分に気がつかされました。もっと私も迷って考え続けたいと思います。[近畿地方/50代]

料金(前売り・当日共通)

日時指定/全席自由
税込
未就学児童入場不可
[一般] 4,000円
★[U-25] 2,000円
★[高校生以下] 1,500円

★当日受付にて身分証をご提示ください。

※その他お得な特別チケット・回数券もあります。

チケット取り扱い

ローソンチケット
Lコード:11016
道新プレイガイド
①TEL:0570-00-3871
https://doshin-playguide.jp/
市民交流プラザチケット
センター店頭

https://sapporo-cp-members.jp/

会場

生活支援型文化施設
コンカリーニョ
札幌市西区八軒1条西1丁目 ザ・タワープレイス1F
TEL:011-615-4859
HP:https://www.concarino.or.jp/
[アクセス]
JR「琴似駅」徒歩2分
※駐車場はございません。公共交通機関、又は最寄りの有料駐車場をご利用ください。

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お問い合わせ

おきなわ芸術文化の箱
TEL:070-4393-6225
Eメール:oact@m-base.okinawa

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