観光連携プロジェクト
Photo/池田宏
アイヌ語の「シンリッ」は、植物の根の他に祖先の意味を持つ、英語のrootに近い言葉です。
私は、アイヌに生まれて、それをきちんと認識するにつれて、アイヌであるということ自体が非常に複雑な立場であることを感じてきました。ウポポイの開館でアイヌに注目が集まる中、多くの方の中に限られたイメージの「アイヌ像」があることを痛感しています。
そこで、今回は、現代日本に生きる私が育ってきた環境や家族、そのルーツを改めて探り、紹介したいと思います。
2021年1月19日(火)~30日(土) 13:00~19:00
(1月24日(日)・25日(月)は休館日)
CAI03現代芸術研究所/CAI03
(札幌市中央区南14条西6丁目6-3)
地下鉄南北線幌平橋駅から徒歩5分
Photo/池田宏
MAYUNKIKI
アイヌの伝統歌を歌う「マレウレウ」のメンバー。音楽分野だけでなく国内外のアートフェスティバルにパフォーマンス参加多数。アイヌ語講師、札幌国際芸術祭(SIAF)2017 バンドメンバー(企画チーム)、SIAF 2020ではアイヌ文化コーディネーターをつとめる。2018年よりアイヌの伝統的な文身「シヌイェ」の研究を行う。第22回シドニー・ビエンナーレ「NIRIN」に作家として参加。
公益財団法人 北海道演劇財団
電話 011-520-0710