ないんだったら作ろうか、一緒に。
THE36号線 公演
「大きな子どもと小さな大人」
作・演出:柴田智之
2024.2/10土〜17土
とある集合住宅の一角、部屋いっぱいある体の大きな子どもが座っている。父は流行病を患い熱に浮かされながら思い出を彷徨っている。
子どもが生まれた時のこと、まだ小さな頃のこと、発達に遅れがあると聞かされた時のこと、そして、離れ離れに暮らす妻のこと…。
「普通」とはなんだろうか。
柴田智之が障がい児のデイサービス施設で働いてきた経験を元に描く、
家族の物語。
全日程ワンデイゲストあり
★『集まれ子供たちの回』どの回も未就学児童の入場可能ですが、この回は、お子さんが泣いたり騒いだりしても気にしなくてOKです。
◆【SIAF連携企画】終演後に、SIAF2024ディレクター・小川秀明氏×THE36号線・柴田智之によるポストパフォーマンストークを実施します。 (該当回の観劇チケットをお持ちのお客様が対象です)
■キャスト
柴田智之
《出演・人形操作》 かとうしゅうや/荒浩昭
《音楽》 烏一匹(ムシニカマル)
日替わり出演:オオタコタロウ、小黒結太
■スタッフ
楽曲制作:烏一匹
舞台監督:高橋詳幸(アクトコール株式会社)
人形製作:中川有子(工作室ポラッコ)
照明:高橋正和
衣装:末四万さうす
演出助手:長岡登美子(大人の事情協議会)
宣伝美術:中村恵(TO OV cafe/gallery)
制作:小室明子(ラボチ)
俳優・アーティスト
THE36号線/Atelier柴田山
今回の作品を上演した2022年の事を思い出そうとしてよく思い出せない私は、人生の騒動の渦中を全身に受けながら一体どこへ向かって歩んだでしょうか。
福祉をテーマにした作品は今回で2作目。本作品は障がい者福祉について取り組んだものです。高齢者介護の現場を3年、障がい者福祉の現場では10年、同時に勉強もよくさせて頂き介護福祉士/作業療法士でもある私は気づけば芸歴24年です。
福祉という現場で出会う当事者や当事者家族の皆さんが経験するすべては誤解や偏見でも分類できません。私たちが暮らす札幌でもありのままで生きようとする生活を支えようとする終わらないドラマが呼吸しています。現場でしか出会うことができないのかもわからない物語を劇として昇華することを試みるのが本作品です。頂いてきた共感と感動と学びを手渡せたら幸いです。
演劇って面白いんだな、が率直な感想でした
美しいファンタジーとして受け取るだけではいけない、重いテーマだと感じました。 いま動いている経済社会の中に 彼らがのびのびと生きてゆける居場所を作るために何ができるのか考えるきっかけをいただきました。
身近な、でも大きくて難しい問題に立ち向かう姿のようなお芝居で、感動しました。
演劇シーズンで再演して欲しいです!
シアターZOO
札幌市中央区南11条西1丁目ファミール中島公園B1F
TEL:011-551-0909
HP:http://www.h-paf.ne.jp/zoo/
[アクセス]
地下鉄南北線「中島公園駅」1番出口より徒歩5分
※駐車場はございません。公共交通機関、又は最寄りの有料駐車場をご利用ください。
THE36号線
TEL:050-3698-5920(ラボチ)
Eメール:the36route@gmail.com