1997年、代表・脚本家・演出家の南参を中心に札幌で結成。
さまざまな社会現象をシニカルな視点で捉え、問題点や矛盾点を巧みな笑いによって浮かび上がらせる脚本と、プレイヤーと呼ぶ俳優たちの個性を前面に押し出し、「人間」を強く浮かび上がらせる演出を得意としている。オリジナル作品の他、近年は歌舞伎狂言やチェーホフなどの古典作品をベースにした作品創作も多く行っている。常に様々なスタイルを模索しつつ、あくまで力強いエンターテイメントとしての舞台作品を創り続け、北海道内外から高い評価を受けている。
脚本家・演出家
とある高校の教室を舞台に、夢や希望をいつの間にか忘れて平穏無事に行きたい大人たちと、平穏なんかよりやりたいことに突き進みたい大人になりきれない大人が、まるでサッカーの試合みたいにヘリクツの応酬で激しく舌戦を繰り広げるという、何も考えずに笑って楽しめるシンプルなコメディです。 サッカーがモチーフですが、サッカーの知識は全く必要ありません。目の前で繰り広げられるしょうもないやり取りに笑って笑って笑ってくれれば、劇場から帰る足取りが軽くなる。そんな作品です。 劇終盤のリフティング対決では、生の舞台ならではのスリリングさと、スポーツ観戦に似た興奮が劇場を包み込むはずです。果たしてリフティングは成功するのか！ ぜひ、世の中の理不尽を笑い飛ばして下さい！
