「OKHOTSK -終わりの楽園-」が用いる舞台表現様式
「フィギュア・アート・シアター」とは?
札幌演劇シーズン2016-夏のオープニング作品、
札幌市こどもの劇場やまびこ座プロデュース「OKHOTSK -終わりの楽園-」は
「フィギュア・アート・シアター」という舞台表現様式を用いています。
過去の舞台写真を見るとなんとなくイメージできるかもしれませんが、
いつも観る演劇とはちょっとスタイルが違います。
「フィギュア・アート・シアター」とは???
観る前におさらいしておきましょう。
【フィギュア・アート・シアターとは?】
人形と人間、影絵、あらゆる物が舞台上で作品の登場物のひとつとなって現れる、ヨーロッパスタイルの舞台表現様式。
いわゆる「人形劇」は、実はほとんどが「パペット・シアター」というジャンルで、その言葉の通り「パペット(人形)」を用いた舞台のこと。
これに対して「フィギュア・シアター」は「フィギュア(形態・形状)」を用いた舞台、と考えると分かりやすい。
つまり「フィギュア・シアター」では人形の範囲・概念がとても広く、通常の人形だけでなく、
仮面、モノ、素材、影絵、照明、音楽、ダンス、マイム、演劇など、あらゆる形態・形状を用いて、
何かオモシロイ舞台を創ろうじゃないか! ということで、東欧のチェコやポーランドの歴史的背景の中から誕生した舞台表現、とのこと。
また、舞台の創り方そのものを意味することもある。一般の舞台ではまず脚本があるが、「フィギュア・シアター」の舞台では、
例えば最初に演出家には照明のイメージだけがあってそのシーンから創り始めるなど、舞台の創り方にも固定観念がなく、自由度が高い。
「
minako-mori.net より一部抜粋」
いかがでしょうか。
上記の文章、読んでいるだけでもワクワク感が高まってきませんか。
どんな表現に出会えるのか、ご期待ください!
「OKHOTSK -終わりの楽園-」は未就学児も観劇OK!どうぞ親子で、3世代で、お楽しみください!