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札幌演劇シーズンとは?

What's 札幌札幌演劇シーズン

過去に評価の高かった作品だけを上演!だからおもしろさ保証付です!

欧米ではどの街にも図書館があるように劇場が存在し、
そこに所属するプロの劇団が、蓄えてきたレパートリー作品を
長期間にわたり再演し続ける「演劇シーズン」があります。
人々はシーズンを心待ちにし、シーズンが幕を開けると街は観光客で一気に活気づくと言います。
私たちはそんな劇場文化を札幌にも根付かせたいと考え、「札幌演劇シーズン」を開催します。

札幌演劇シーズンが考えていること。

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 アメリカはオレゴン州の最南端。州最大の都市ポートランドから遠く離れたカリフォルニア州との州境にアシュランドという小さな町があります。人口はわずか2万人。しかし、この小さな町では毎年2月から約9か月間に渡って「オレゴン・シェイクスピア・フェスティバル」(OSF)が開催され、演劇を観るために延べ40万人の観客が集まり、長期に渡り繰り広げられる“演劇の季節”を楽しみます。

 このフェスを主催するNPOには、俳優約70人を含め演劇に専念するスタッフが600人も雇用され、いつでも継続して質の高い舞台が楽しめるよう、日々の公演を支えています。そして、彼らによって提供される優れた作品を観るために、さらに多くの人々が集まるという好循環が生まれています。

 札幌演劇シーズンはどうでしょう。まだ1か月しか開催できていませんし、演劇に専念できる俳優やスタッフを雇用できるような力もありません。しかし、いつの日かOSFのように…。札幌演劇シーズンはそんなことを考えています。

夢でしょうか。夢かもしれません。しかしOSFでさえ、初開催の1935年はわずか3日間しか公演できず、その後数年間は1週間程度の公演期間だったといいます。それが、いまや40万人の観客を集める全米最大規模の演劇シーズンに成長したのです。アメリカの小さな町でできたことなら、札幌でだって…。札幌演劇シーズンは、そんな未来を考えながら3年目に突入します。
 今シーズンは5作品。今回も「演劇っておもしろい!」と実感してもらえるよう、札幌でつくられ過去に高い評価を獲得した作品だけを選びました。たくさんの作品を観ていただけるようさまざまなことにもチャレンジしていきます。

 演劇には力があります。慌ただしく過ぎていく日常の中で、何かについて深く考える機会を与えてくれます。そしてOSFの例を出すまでもなく、観光資源として地域経済にも貢献し、街を豊かに活気づける力も持っています。
 どうぞ観ることで、劇場に足を運ぶことで、札幌演劇シーズンをご支援ください。札幌に演劇の季節が、またやってきます。

札幌で生まれた名作をふたたび。

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演劇は録画したり、“保存”したり、ダウンロードしたりすることができません。どんなに素晴らしい作品が上演されても、その公演を見逃してしまうと2度と出会うことができないのです。しかし、札幌には過去に上演され高い評価を獲得した作品がたくさんあります。「札幌演劇シーズン」は、そんな名作たちに再演の機会を与え、かつて観た人にはもう一度、見逃した人にははじめての感動を贈るプロジェクトです。ですから、おもしろさは保証付!札幌で生まれ育ち、世界に羽ばたくかもしれない名作を、ぜひご堪能ください。

1ヶ月間毎日公演…その意味は?

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まず何よりも、週末だけでなく会社帰りや学校帰りに気楽にご観劇いただける機会をつくりたいと考えました。
そして、一度観ておもしろかったらさらにもう一度観ていただける機会もつくれればと。
映画は、いつ誰が何度見ても同じ作品を提供することができます。しかし演劇は日々変化し、一度として同じ舞台は存在しません。もちろん映画には映画の楽しさがあり、演劇にもまた日々変化するからこその楽しさがあります。はじめて観客の前で演じられるときのヒリヒリするような感触。観客の視線にもまれながら上演を重ねるごとに作品に味わいが生まれていく瞬間。どちらも演劇の醍醐味です。「札幌演劇シーズン」はいつでも気軽に、そして何度でも演劇の魅力を体験してもらえるようロングラン公演を行っていきます。

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