劇団紹介

クラアク芸術堂 クラアク芸術堂

「クラアク芸術堂」は多彩な舞台芸術家を輩出し、札幌を中心に舞台芸術の文化を創造し、舞台でしか味わえない魅力を伝えていく団体。この札幌の地で大きな功績を残した「クラーク博士」にあやかり「クラアク芸術堂」と名づけられた。2011年1月に小佐部明広を中心に「劇団アトリエ」として結成。『もういちど』で結成1年目にして札幌劇場祭TGR2011新人賞受賞。札幌演劇シーズン2016-夏の参加作品に選定され2016年に『学生ダイアリー』を上演。第21回公演『汚姉妹-呪われた少女-』を最後に劇団アトリエとしての活動を終了し、2017年「クラアク芸術堂」に移行。

WEBSITE : https://www.clark-artcompany.com/

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小佐部明広

小佐部明広

演出
クラアク芸術堂 代表

この作品は「クラアク芸術堂」の前身である「劇団アトリエ」の最終公演として上演された。演劇シーズン2度目の参加だが、この最悪で最高の作品をここで供養したい。 この物語は、その昔僕が作った『汚姉妹』という作品がもとになっている。最初は楽しく明るい朗らかな、エンディングには星がキラキラ輝くような物語をつくるつもりだった。しかしそれは無理だった。僕の中から明るく朗らかなものなど出てくることはなく、かわりにこんな作品が生まれてしまった。
「呪いの言葉」というものは確かに存在するように思う。それこそ、親、先生、友達、誰かに言われた一言、CMや電車の広告、ふとした言葉やメッセージが、人生を縛る。自己嫌悪に陥らせたり、他人を恨むように仕向けたり…あなたは自分がかけられた「呪いの言葉」に気づくことができるだろうか?

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