劇団紹介

弦巻楽団 弦巻楽団

脚本家、演出家の弦巻啓太が「様々な演劇人とのコラボレーションの場」として2003年に設立した、札幌を拠点に活動する劇団。2006年より本格的に活動を開始、ウェルメイド・コメディを中心に様々なジャンルの作品を上演。その分かり易い語り口と人間への深い洞察に満ちた『物語』で、確固たる支持を得ている。
ここ数年は札幌のみならず道内・道外各地での公演や、中学校・高校での芸術鑑賞公演なども積極的に行っている。
札幌演劇シーズンへは5度目の参加、2018-冬ではレパートリー作品として「ユー・キャント・ハリー・ラブ!」を上演した。

WEBSITE : https://www.tsurumaki-gakudan.com/

MESSAGE

弦巻啓太

弦巻 啓太

弦巻楽団代表/劇作家、演出家

昨年の「君は素敵」は10年前、前回レパートリー作品だった「ユー・キャント・ハリー・ラブ!」は13年前の作品でした。そして今回の「センチメンタル」は2000年初演!18年前です。ついに20世紀!23歳でした。なんて時の流れ!
物語に全力を注いだコメディタッチのホームドラマです。40代を迎え、この作品が描く「時間の薄まり」がより強く感じられるようになりました。若い時に辛かったことも、今では笑えたり楽に話すことができます。ただ「悲しかったこと」が「悲しくないこと」に「悲しくなる」自分もいます。そんな堂々と後ろ向きな作品です。
音楽に橋本啓一氏、美術に藤沢レオ氏を迎え、時の流れをより立体に、穏やかに、残酷に表現します。 劇場でお待ちしてます。

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