北海道演劇財団20周年記念事業 札幌座第51回公演
「北緯43°のワーニャ」
作:アントン・チェーホフ(翻訳:神西清) 脚色・演出・音楽:斎藤歩
2017.2/4土〜2/12日
舞台は、ワーニャと姪のソーニャが暮らす片田舎の屋敷。尊大で身勝手なソーニャの父と、その後妻で若く美しいエレーナが来たことで、人々の単調な生活に波紋が起こる。ワーニャは長年、妹の夫である老教授を崇拝し彼のために領地を管理し、金を送り続けてきたが、近年彼にも失望を感じ、エレーナには密かな想いを寄せている。医者のアーストロフもエレーナに気がある様子だが、ソーニャは医者を慕っている。
ある日、父が領地を売りたいと提案したことでワーニャの絶望と怒りが頂点に達し…。
(英語、ロシア語、韓国語、中国語、タイ語)
字幕公演/Subtitles
※開場は開演の30分前■キャスト
斎藤歩/すがの公/佐藤健一/高子未来/山野久治(風の色)/中村かんこ(フリー)/西田薫(フリー)
金澤碧(小野事務所)/増澤ノゾム(スタッフ・ポイント)
■スタッフ
演出助手:櫻井幸絵
舞台美術:斎藤歩
舞台監督:佐藤健一
照明:熊倉英記((株)ステージアンサンブル)
衣裳:宮田圭子
大道具製作:札幌座
音響オペレーター:熊木志保
小道具:山本菜穂
字幕オペレーター:市川薫
宣伝美術:若林瑞沙(studio COPAIN)
撮影:田邊馨(studio COPAIN)
制作:横山勝俊(NPO法人札幌座くらぶ)
プロデューサー:木村典子
■主催
公益財団法人北海道演劇財団、NPO法人札幌座くらぶ
■協賛
ホクレン、北洋銀行、北海道テレビ、北海道新聞社、岩本・佐藤法律事務所
助成:文化庁文化芸術振興費補助金(舞台芸術創造活動活性化事業)
『ワーニャってのは、そこにもここにもあっちにもこっちにも、
ニッポン中ワーニャだらけ。』
ワーニャってのは、そこにもここにもあっちにもこっちにも、ニッポン中ワーニャだらけ。
昔、僕が思う天才演出家佐藤信さんでワーニャやったんだけど、
その時は「あーっ自分はワーニャじゃねぇな」と思ったんだけど、
近頃は「あーっやっぱり俺もワーニャか」と思うんですねぇ。
だから誰が演ってもワーニャなんだけど…。
で、ワーニャは誰が演んの歩ちゃん?
北緯43°の札幌で良質なお芝居を創造していくことへのまぎれもない決意を感じました。(50代・男性)
登場人物一人一人が孤独を抱え、誰かに手を差しのべても噛み合わず、
心の空白を分かち合い切れずに悶々と悩む姿は、まさに現代を生きる自分たちに重なると思った。(40代・女性)
シアターZOO
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