劇団千年王國 公演
「狼王ロボ」
原作:アーネスト・トンプソン・シートン 作・演出:櫻井幸絵
2017.1/28土〜2/4土
ニューメキシコ州の広大なコランポー平原に、「王」と呼ばれる一頭の狼がいた。その狼「ロボ」は人々から魔物と恐れられる程の高い知能と、大きな体躯と怪力を持ち、優秀な4頭からなる小さな群れを率いていた。何人ものハンターがロボの捕獲に挑んだが、彼の頭脳の前ではいかなる毒も罠も、まったく歯が立たなかった。ついに万策尽きたコランポーの住人たちは、動物学者でもあるシートンに、ロボとその配下の退治を依頼するが…。
(英語、中国語)
英語字幕あり
English
Subtitles
中国語字幕あり
傳統副標題
英語字幕あり
English
Subtitles
中国語字幕あり
傳統副標題
字幕公演/Subtitles
※開場は開演の30分前■キャスト
森崎博之(TEAM NACS)/鈴木明倫/
工藤香織(ダンススタジオマインド)/向井章人(ダンススタジオマインド)/
本田大河(ダンススタジオマインド)/櫻井ヒロ/彦素由幸/
榮田佳子(劇団千年王國)/西村翔太(劇団千年王國)/
阿部文香(劇団千年王國)/
ダンススタジオマインド
[演奏] 福井岳郞(スタジオ・ティンクナ)/有本紀/小山内嵩貴
■スタッフ
作曲:福井岳郎、さとうしほ
振付:井川真裕美(ダンススタジオマインド)、鈴木明倫
舞台美術:高村由紀子
照明:秋野良太(祇王舎)
音響:大江芳樹(NPO法人コンカリーニョ)
衣裳:松下奈未
小道具:中川有子、劇団千年王國
舞台監督:佐々木祐也(アクトコール株式会社)
衣裳進行:徳村あらき
小道具協力:JAMANI、石川亨信、佐々木青、細谷史奈、町田誠也
衣裳揚力:佐々木青
写真:田邊馨(studio COPAIN)
宣伝美術:若林瑞沙(studio COPAIN)
字幕翻訳:横尾美穂(英語)、エン・ケイ(中国語)
字幕製作:木村典子(公益財団法人北海道演劇財団)
制作協力:山口祐佳
制作:劇団千年王國
■協力
株式会社クリエイティブオフィスキュー、ダンススタジオマインド(舞人)『出会いの感動、大人も子供も楽しめる華やかな舞台!』
「狼王ロボ」との出会いは、2011年11月の札幌劇場祭でした。3・11の大震災を経て、芸術・文化のエネルギーを再確認した一ヶ月で、当時、私は審査員の一員として、まだ一度も演劇を観たことの無いごく普通の市民に対して、劇場に足を運んでもらう努力・意欲が感じられること、何か新しいものを追いかけている姿に注目していましたが、その全てが盛り込まれた素晴らしい作品、大賞・オーディエンス賞を受賞し、今も、当時の感動が甦ります。
劇団代表・橋口幸絵さんが選んだ「狼王ロボ」、シートン動物記から、アメリカの開拓時代に大自然で繰り広げられた狼と人との戦いは、同時に、日本の開拓地・北海道の現在にまで繋がる「人間と野生動物の共存問題」を問う作品でした。肉食生態系の頂点としてのロボ、家畜殺しで憎まれるロボ、その両方に着目し、生きていくことの厳しさや命の尊さ、儚さを描いたテーマ性、更に、ダンス、音楽、装置ほか、大人も子供も楽しめる華やかな舞台になっていましたね。
公演後、私は劇団に道東・標茶町虹別、(株)オオカミの森の主宰・桑原康生をご紹介し、皆さんがその後訪問されたことを聞きました。日本では歴史的にも「神」として奉られていた狼、空に向かって高く響き渡る遠吠えを聞きながら、また一つ「野生」の力を感じてくれたことと思います。
2回目のこの「シーズン」公演、関係の全ての方々に感謝し、これからの活躍を大いに期待すると同時に、プロとして生活出来るためにも、多くの市民に劇場に足を運んで頂きたいですね。
子供が入れて、家族で来やすくて、また見に来たいと思いました。
TVばかりではなく、生の声、現実に動いて表現している人間を子供にもっともっと見せたいと思います。(30代・女性)
一言もセリフを発しないロボでしたがロボの感情が伝わってきました。
本当によかったです。
心の栄養になりました。(40代男性)
各公演10組限定販売!
ペア席親子チケット
(大人1枚 + 小学生以下1枚)
全席指定
4,500円
日時指定、税込
アクトコール(株)のみで販売
お申し込みは観劇日時・氏名・住所・枚数・電話番号が必要です。チケットはご入金後に郵送いたします。
北海道立道民活動センター
かでる2・7
札幌市中央区北2条西7丁目
TEL:011-204-5100
HP:https://homepage.kaderu27.or.jp
[アクセス]
地下鉄 「さっぽろ駅」10番出口より徒歩9分
JRバス「北1条西7丁目」
中央バス「北1条西7丁目」各停留所より徒歩4分