人間の「業」と「欲望」をあらゆる視点から描き、一見くだらない、一見無茶な、形にならなそうなことを形にしようとする創作ユニット。
2009年「観念してくらさい」を皮切りに、札幌を拠点に活動。 連続ドラマ仕立ての「れんぞくきかく」や、複数の視点や作品からテーマを探し出す「りったいきかく」など、誰もが未着手の上演スタイルを好む。近年は、東京などでの公演も勢力的に行なっており、さらにその勢いを増している。
パインソー代表
優柔不断な僕だけではなく、誰しも、あらゆる人生の場面で、
例えばそれは、ラーメン屋でつけ麺にするのか中華そばにするのか。今日は外に出るか一日家にいるか。思い切ってこれからあの人に想いを伝えるかやめるか。
冷静に考えればどうでもいいようなことから、胸が張り裂けそうになるくらいのことまで、毎日毎日、ありとあらゆる選択を迫られています。
この物語は、そんな毎日の自分たちが住んでいるところで起こる、
さほど現実から離れていないところで起こる物語です。
たとえどうでもいいような選択でも、究極の選択でも、
その誰しもが出会う、その選択という名の物語には、
きっと素敵な何かが、待っているはずです。
この夏、そんな体験を劇場で、また再びご一緒できたらと思います。
