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「札幌座」プロフィール

札幌座の前身TPS(シアタープロジェクトさっぽろ)は、1996年に北海道演劇財団の付属創造集団として発足し、2001年に劇団化しました。2012年4月、札幌でプロフェッショナルな演劇活動を目指す演劇人が共同で活動する場となるよう機構改革し、「札幌座」と名称をあらためました。民間でありながらもパブリックな役割を帯びた札幌の中核演劇創造集団として、専属メンバーのほか、他劇団で活動する人も加入できるシステムで、作品ごとに多様な演劇人たちと作品創りをしています。札幌座に所属する5人のディレクターたちの作品を、1年に5〜6本上演するとともに、毎年国内外ツアーもおこなっています。

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Message(蟹と彼女と隣の日本人)

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斎藤 歩

札幌座チーフディレクター
俳優・演出家・劇作家

2008年に韓国で「春の夜想曲」を公演した際、韓国の若者たちと札幌座の若者たちとの交わりを見て発想した物語です。初演の2009年、そして再演の2011年は韓国の劇団青羽の演出家で、私と同い年のキム・カンボが演出してくれましたが、今回初めて、私が自ら演出することになりました。日本語と韓国語が半々に混じり合い、字幕までもが出演者となるこのテキストを、また違った感覚とスピードで演出して北海道のお客さんにお届けしたいと考えています。
2013年と2014年にも韓国での公演をさせて頂き、あの隣国にも随分友人が増えました。彼らと接する機会が増えるにつれて、理解も深まったような気もしますが、決して理解し合えない部分もはっきりしてきたように思えます。違いがあるのは当然です。だから一緒に創ることに大きな意味があると思っています。こんなに近い隣国にいる絶対的他者の存在を認めて、敬い、きちんと付き合うことが必要だと感じています。
2つの国を取り巻く環境は、ここ数年で大きく変化しています。その実感からテキストに大きく手を加えました。楽観的な希望は当事者同士には、くっきりと見えているのです。

Message(デイヴィッド・コパフィールド)

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清水 友陽

札幌座ディレクター
劇団清水企画代表

ディケンズ作品を最初に上演したのは、2010年冬『クリスマス・キャロル』です。これをきっかけに、日本でも有名な『オリバー・ツイスト』や『二都物語』など、中編作品を読みあさりました。
これでもかという細部にわたる描写にすっかり虜になっていた頃、本屋で出会ったのが『デイヴィッド・コパフィールド』でした。
分厚い文庫本で4巻にもなるこの作品が、ディケンズの半自伝的な物語だということを知り「これを読まなきゃディケンズは語れぬ!」と全巻買って帰り、一気に読破しました。
複雑で重厚的な物語。田舎から都会まで、移りゆく場面の数々。ひとりひとり、誰もが主人公になりそうな個性的な登場人物たち。これを舞台上で見ることができたら…そんな思いから創作が始まりました。64章からなる壮大な小説を、1章1章演劇として形にし、2012年に生れたこの作品を新たに構成し直しました。
ぎゅぎゅっと凝縮された大河ドラマです。
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