ホーム
札幌演劇シーズンとは?
公演日程
作品紹介
劇団紹介
チケット予約
リンク

この作品って、どんな作品?

この作品って、どんな作品?

劇団イナダ組「カメヤ演芸場物語」

泣けて、笑えて、心にずきゅんとくる人情芝居。
強烈な個性の持ち主がわんさか揃いました。

札幌演劇シーズンには、なんと、4度目の参加となります。

2012年冬の『このくらいのLangit』に始まり、2013年夏の『キカヌクスリ』、2013年冬『ライナス』、そして今回の『カメヤ演芸場物語』。
「過去に評価の高かった作品だけを上演!」と謳うこの演劇シーズンで幾度と舞台に立たせていただけること、光栄に思います。
そして、団長を筆頭に体力の衰えをごまかせなくなりつつも、まだまだイナダ組やれるんだぜぃと自己暗示をかけながら、もうしばらく走り続けたいと思っております。

さて、この度のカメヤですが、初演は2004年11月、道新ホールにて上演されました。なんと10年前!主役のロマン演じる大泉洋ちゃんをはじめ、森崎さんも音尾くんも、そして私も10歳若かったのですな。(当たり前ですが)
夫婦漫才歴22年のロマン(大泉洋)カレン(棚田佳奈子)や落語家の出舟亭金朝(川合”J”竜輔)、演芸場支配人佐竹(森崎博之)。
酸いも甘いも噛み分けてきた40代50代の役を、30歳そこそこの役者陣が演じてました。まあ、若い役者しかいなかったからなのですが。でも、不思議と皆だんだん役にはまってくる。浅草の、不器用な芸人たちの人間模様が見えてくる。お客さんの集中力を舞台上から感じ、嬉しく思っておりました。
大病を患ったカレンを、そしてカメヤ演芸場を思うロマンの演技に、当時ご覧いただいたお客様はすすり泣いたことでしょう。そしてラストのロマンの名台詞。
「見ていろカレン! 笑いのどよめきが、拍手のうずが、まだ聞こえる、まだやまぬだ!」
あの素晴らしい役者たちと共演できたことは財産です。
 ph で、再演カメヤはと言うと、けっこう、みなさん実年齢・・・(笑)。
だからこそ味わいのある作品にしたいなと思ってます。
強烈な個性の持ち主がわんさか揃いました。パインソー、yhs、劇団パーソンズ、劇団リベラルシアター、劇団はぎしり、北海学園演劇研究会、そして札幌のアイドルEver Zone。初共演の方もちらほら。最近、お初の役者さんと絡めることが多くてとてもうれしい。だって、台詞の間合いとか読めないんだもの。
毎日のようにカメヤの楽屋(現在札幌市豊平区)に集い、切磋琢磨しながら、大笑いしながら稽古に励んでます。
 ph 泣けて、笑えて、心にずきゅんとくる人情芝居です。
家の中でぬくぬくしていたい季節ではありますが、カメヤ演芸場にお集まりいただければ幸いです。
 ph

※写真は稽古中の劇団イナダ組の皆さん

劇団イナダ組
山村素絵(やまむら・もとえ)

北星女子高校在学中、授業の一環として行われた英語劇で演劇に出会い、勢いで演劇部入部。
1996年、TEAM-NACS解散公演『LETTER』出演後、劇団イナダ組に入団し現在に至る。

→演出家のコメントはコチラ   →作品のあらすじはコチラ
もどる
サイトマッププライバシーポリシーお問い合わせ
pagetop