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劇団イナダ組

「劇団イナダ組」プロフィール

1992年に旗揚げ。これまでに上演した作品は45作品を超える。作品のテーマは、格差社会、老後、貧困、いじめ、恋愛など多岐にわたり、若い世代から年配の方まで幅広い指示を受けている。2003年から道内ツアーを開始。2006年から全国ツアーも開始。仙台、東京、大阪、名古屋、福岡、北九州などで公演。札幌のみならず各都市での公演も勢力的に行っている。2013年より劇団の体制を一新。作・演出のイナダと、イナダ組制作チーム、レギュラーのスタッフに、毎回選ばれた役者達で構成し芝居作りをする集団に変化する。

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演出家インタビュー

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イナダ

劇団イナダ組代表/演出家・劇作家

は茶の間にテレビが1台あるだけだった。それを家族みんなで見た。しかし今はテレビはどの部屋にもあるようになった。なんだったら風呂場やトイレにあったりもする。一つのものをみんなで見る時代でなく、それぞれがそれぞれの好きなものを見る。そんな時代である。多元的な思考の世の中になったということだ。
 「自分の芝居をどんな人たちに観てもらいたいか?」、無論「世の中の全ての人達に」という言葉以外ない。しかし世の中が変化してきている。多元的な思考のお客さんのニーズに合わせ「全ての人達に」って発想は存在しない。ある意味“狙い撃ち”で公演しなければ。その都度作品を考え、そのニーズに合わせ戦略を練り公演を考える。そうでなければ客商売とはならない。
  現在劇団の動員数も頭打ちである。なかなか新しいお客さんを増やすのは難しい。これから新しいお客さんになり得る人達は、60歳以上のお金と時間があるシルバー世代と言われる人達だろう。でも時間をかけても若い世代に観てもらう芝居作りをしなければならないと思う。無論商売だから、目先のお客さんも必要である。しかし、時間をかけても若い世代を劇場に呼ぶ作業をしなくてはならないと思う。「文化」とは机の上で考えるものではない。路地裏で唾を吐き、今を生きている若者が作り出すものだから。
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