「イレブン☆ナイン」プロフィール
札幌を拠点に活動する演技至上主義集団。富良野塾の卒業生である、納谷真大と太田竜介を中心に2004年に結成。 演劇でしか表現できないもの、ライブならではのエンターテイメント性を追求しつつ、質の高い作品を生み出している。 近年では舞台の他にもCM、ドラマ、映画、ラジオなどに脚本・出演で活動するほか、道内のTV局とのコラボレーション番組に企画の段階から携わるなどの活動も行っている。2007年「あっちこっち佐藤さん」でライフコート札幌舞台芸術賞演劇大賞受賞、2011年から3年連続で劇作家協会東海支部プロデュース「劇王」に出場。
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納谷 真大
イレブン☆ナイン代表
俳優・演出家・劇作家
演劇に関わって20年。どちらかというと創っていくプロセスが僕には重要のようで、劇が生まれてしまうと呆気ないほどに興味が薄れていったりするのだけれど、だから自分が作・演出したり出演したりした劇をDVDなどで観たりすることはほとんど無いのだけれど、今回の演劇シーズンで上演させてもらう「エンギデモナイ」は、初演の2005年から今まで8年の間に5回くらいは観てる、そして観るたびに毎回ゲラゲラ笑って毎回グッとくる、自分のつくったモノでそんな風になるのは随分とナルシストな気もして少し気恥ずかしいのだけれど、それでもやっぱり観るたびにゲラゲラ笑っちゃうし、観るたびにグッときてしまう、つい最近も改めて観たら「ゲラゲラ」して「グッ」ときた、DVDでこれならライブだったらもっと凄いんじゃなの?!なんておもったりして「俺はどんだけ自分が好きなんだよ…」とちょっと落ち込んだ…。だから少しでも沢山の方々に観ていただいて、この劇に対する僕の「ゲラゲラ」と「グッ」はナルシストの賜物なのかどうか、判断してもらいたいとおもっているのです。